犬にとって大切な水
- JFSS事務局
- 2017年6月8日
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更新日:7月10日
ソリ犬達には、午前と午後に1リットルづつ、1日合計2リットルの水が必要になります。 その他に、トレーニングやレースの約2時間前に、水分を500ccほど取らせてるわけですが、それでも雪を食べてしまう犬達っていますよね。特に日本のレースは気温が高いですからこう言う犬が多いと思います。でもこれは犬の責任ではなく99%マッシャーのミスなのです。
通常通りレース2時間前に、500ccの水分を取らせ、走る40分前にもう一度200cc~300cc程度取らせてあげてください。
エッ?どーしても飲まないって? 生肉からでる血液を混ぜたりDogfoodを水に溶かしたり,犬用の缶詰,猫用の白身魚やサーモンの入った缶詰を、普段から飲まない犬の好むもの(これを飲せて下痢をしないか事前にチェックしておく。)をリストアップして水に溶かして与えていますか?
もしあなたの犬が小心物で、人の大勢いるレース会場だと飲まないならDogboxの中で飲ませると良いでしょう。それでも飲まないとすればレース会場に入る前に飲ませて下さい。
普段は飲むのにそれでもレースの朝から飲まないって? やっとわかりました。原因はやはりマッシャーであるあなたです。自分で気づかぬうちに犬達に過度のプレッシャーを与えているのです。その日の自分の顔を鏡で見てください。きっと自分でもびっくりするほど恐ろしい顔になっているはずです。2ヒートのレースなら、恐ろしい顔になって良いのは、2日目のレースの走っている最中で中盤を過ぎてからにして下さい。1日目からその状態なら2日目犬達は、精神的に疲れて速く走ることは出来ません。犬達は体力的なものより精神的なもののほうが、よりダメージを受けるのです。
もし13:00にあなたの犬達がスタートだったら 朝7:30に約900cc 11:00に約500cc 12:20に200~300cc(雪を食べやすい犬には) 13:00あなたのチームのスタート時間時間水分量は多少前後してまったくかまいません。これを目安に実行すると、あなたの犬達は、黄色ではなく、限りなく透明に近いおしっこをするでしょう。その犬が病気でない限り、黄色いおしっこをする犬は水分がまだ体中にゆきわたっていない証拠です。レースに出るための水分はまだ不足しているのです。(第2ヒートの為に、第1ヒート後の夕方7時くらいにもう一度水分を獲らせるのも効果的です。)