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そり犬にドライフードを与えるだけで、良いのでしょうか?

更新日:7月10日

人間の世界でも、肉食を好む欧米人がオリンピックやプロの世界では、強いですよね。世界の民族の中で、スポーツの記録を書き換え、強者を多数輩出しているのは、食肉からの高脂肪食民族です。

中国大陸に流れる揚子江を南北を分けて南北では同じ系統の民族ながら、身長や体格がまったく違うそうです。その理由は、北は肉中心の食生活で南は穀物中心だそうです。これは動物世界でも言えます。アラスカに住む、グリズリーは山奥で山菜や木の実等を主食にしている物は比較的小さく、コディアック島に住む、魚中心(動物性タンパク)の食生活のブラウンベア(グリズリーと同じ種類)は巨大になります。

トップクラスを目指すマッシャーは、雑食である人間でも言える事なのですから本来、肉食である犬が食べる牛肉や鶏肉などの高脂肪・高タンパク質が持っている栄養効果を必要とします。

世界各国から、レベルの高い獣医師達が集まるアラスカでは、動物スポーツ医学に優れており、その人達から学んだ優れた知識や実際の経験を持ったマッシャー達、または、現役の医師や獣医師マッシャー達がたくさん活躍しています。彼らOPENクラスマッシャーは、一日は与える食事量の60%~70%が牛肉や鳥肉などをメインに食事を与えます。 リミテッドクラスのマッシャーの中には、リミテッドクラスで走る距離が短いからと言って、肉類はおやつ程度で、ドライフード+コーンオイルしか与えないで「これで充分だ!」と言いきるマッシャーも中にはいますが、これは、リミテッドクラスを見下した言い方だと思います。

本来、犬族は肉食です。どれだけドライフードの技術が発達し良いタンパク質やバランスの良い栄養素を含んでいても、スポーツドッグでは60%以上の肉+ドライフード、バランス良い他の栄養素、酵素、ビタミン・ミネラルにかなわないのです。それを証拠にリミテッドクラスでもトップクラスに入るマッシャーの80%以上が肉中心のエサを与えています。ですから犬の爆発的な筋力からのパワーやエネルギーは、食べた肉からのタンパク質や脂肪から得られるのです。もしどうしても肉を与えたくないなら、インパクト(アナマイト社で出している)のような、高タンパク+栄養食品が入ったサプリメント製品が必要になります。 肉中心の食事で気を付けなければならない事は、プラス栄養食品(ビタミン・ミネラル・酵素を含む)が必要になります。

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